Q1:どんな振袖でも袖を切れば訪問着になりますか?
A1:構造上は袖を短くできますが、柄の配置や地色によっては訪問着としてふさわしくない仕上がりになる場合があります。特に袖全体に大柄が散りばめられた総柄の振袖は、袖丈を詰めると柄が不自然に途切れてしまうため、事前に和裁士に柄の残り方を見てもらう必要があります。
Q2:袖を切った後の余り布(残布)はどう保管・活用すべきですか?
A2:残布は必ず返却してもらいましょう。同じ生地で和装用バッグや草履の鼻緒、数寄屋袋などをオーダーメイドすることが可能です。また、万が一将来シミ抜きや補修が必要になった際のかけつぎ用布としても重宝します。
Q3:派手な色の振袖を落ち着いた色に染め直すことは可能ですか?
A3:可能です。既存の柄部分を伏せて地色だけを一段暗い色に染める「目引き染め(地直し)」などの技術があります。費用は3万〜6万円程度かかりますが、赤や黄色の振袖を紫やグレー、紺系に変えることで、40代・50代でも長く愛用できる訪問着へと生まれ変わります。