月火水木金の並び順、なぜこの順番?古代天文学が明かす驚愕の真相

月火水木金の並び順、なぜこの順番?古代天文学が明かす驚愕の真相

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太陽から近い順である「水・金・地・火・木・土」とも、地球から見た距離順とも異なる「日・月・火・水・木・金・土(または月火水木金土日)」という順序。この配列の秘密を解く鍵は、紀元前2世紀頃の古代ヘレニズム時代(プトレマイオス天文学の時代)に確立された「プラネタリー・アワー(Planetary Hours:惑星時間)」という概念にあります。

古代の天文学者たちは、肉眼で見える7つの天体を「地球から見て見かけの運行速度が遅い順(=当時は地球から遠いと考えられた順)」に並べました。その順序は以下の通りです。

【土星 ➔ 木星 ➔ 火星 ➔ 太陽(日) ➔ 金星 ➔ 水星 ➔ 月】

古代の人々は、1日24時間の「1時間ごと」にこの7天体が順番に時間を司る(支配する)と考えました。例えば、ある日の第1時間を「土星」からスタートさせると、以下のようなサイクルが展開されます。

  • 1日目:第1時間=土星、第2時間=木星、第3時間=火星……第24時間=火星
  • 2日目:第25時間目(2日目の第1時間)=太陽(日)
  • 3日目:49時間目(3日目の第1時間)=月
  • 4日目:73時間目(4日目の第1時間)=火星
  • 5日目:97時間目(5日目の第1時間)=水星
  • 6日目:121時間目(6日目の第1時間)=木星
  • 7日目:145時間目(7日目の第1時間)=金星
  • 8日目:169時間目(8日目の第1時間)=土星(最初に戻る)

各日の「最初の1時間(第1時間)を司る天体」が、その日全体の守護天体(日の名前)として名付けられました。この計算によって、土 ➔ 日 ➔ 月 ➔ 火 ➔ 水 ➔ 木 ➔ 金 ➔ 土というサイクルが数学的・天文学的に誕生したのです。平日を基準に数えれば、まさに私たちが日常的に口にする「月・火・水・木・金」の並び順が必然的に導き出されます。

森 瞳
著者

森 瞳

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