1979年に富野由悠季総監督が世に送り出した『機動戦士ガンダム』。大河原邦男氏によるリアリズム溢れるメカニックデザインは、SFロボットアニメの概念を根底から覆した。その感動を自分の手で形にする体験として誕生したガンプラは、半世紀近くにわたり世代を超えて愛され続けている。さらに株式会社バンダイナムコフィルムワークスによる最新作や、Netflixで世界独占配信された『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』のようなCG映像作品の登場が、国内外の新規ファンや出戻りモデラーを次々と生み出している。
最新のキットは接着剤不要のスナップフィットはもちろん、パーツごとの色分けや可動域の設計が極限まで洗練されている。素組みするだけでも設定画通りの美しい立ち姿が手に入る時代だからこそ、昔のように「全塗装しなければならない」という高いハードルを課す必要はもはやない。