長きにわたる強迫性障害との付き合いの中で、佐藤二朗さんにとって最大の精神的支柱となっているのが妻の存在です。
佐藤さんはSNSやエッセイでもたびたび愛妻への感謝を綴っていますが、病気の悩みを打ち明けた際にも、妻は深く動じることなく「まあ、それも二朗さんの個性というか魅力の一つかもね」と受け止めてくれたといいます。
強迫性障害を抱える人にとって、周囲からの「気にしすぎ」「考えすぎ」といった何気ない言葉がプレッシャーになるケースは少なくありません。そうした中で、病気の自分を否定せず、丸ごと受け入れてユーモアを交えて肯定してくれるパートナーの存在は、計り知れない安心感を与えています。家庭という安全な居場所があるからこそ、過酷な撮影現場でも全力を尽くすことができているのは間違いありません。