SNSやネット掲示板の検証データを分析すると、漫画用クリアカバーの評判は全体として8割以上が「十分実用レベル」と高く評価している。しかし、不満の声として頻出するのが「店舗に行っても欲しいサイズだけがピンポイントで欠品している」という在庫問題だ。
現場取材で見えてきたのは、100均ブックカバーの売り場と在庫状況における陳列の特殊性である。多くの店舗において、ブックカバーは以下の2〜3箇所に分散して陳列されているケースが目立つ。
一つ目はノートやペンが並ぶ「文房具コーナー」。ここには主に文庫本サイズ対応ブックカバーや教科書用カバーが並ぶ。二つ目は同人誌保護シートやカードスリーブが集約された「推し活・オタ活コーナー」。新書判やB6判コミック用カバーはこちらに集中して配置されていることが多い。店員に在庫を尋ねると「文具売り場に無ければ品切れです」と即答されることがあるが、実際にはオタ活コーナーに大量陳列されていたという実例が多発している。
特に新学期が始まる3〜4月は学習書サイズが、大型同人誌即売会やコミック新刊が集中する大型連休前後はコミックサイズが一時的に売り切れる傾向があるため、事前の店舗巡回や見落としのない売り場確認が欠かせない。