永遠に続くかと思われた二人の関係も、2010年代に入ると終焉を迎える。約8年に及ぶ事実婚状態の末の破局だった。
その後、一青窈はギタリストの山口周平と結婚し、母となった。かつての「狂おしい愛の体現者」は、今や家族の温もりの中で穏やかな歌声を響かせている。一方の小林武史も、ap bankの活動や地方創生プロジェクトなど、音楽の枠を超えた社会活動に傾倒していった。
2026年現在、二人が交わることはもうない。しかし、それぞれが異なる人生のステージに進んだからこそ、かつて交差した一瞬の火花の眩しさが、より際立って見える。