公立高校志向が根強い関西エリアにおいて、葺合高校の倍率は常に高水準を記録しています。2026年度入試に向けた最新の志望動向調査でも、その人気は盤石です。
とりわけ国際科の推薦入試は、定員80名に対して毎年120名〜150名前後が志願し、実質倍率は1.6倍から2.0倍の狭き門となります。県下全域から出願が可能なため、神戸市内のみならず阪神間や播磨地域からも優秀層が流入してくるのが特徴です。普通科の一般入試においても、第一志望加算点(25点)がある第1学区内において、定員割れとは無縁の1.15〜1.30倍前後の堅調な倍率を維持しています。
国際科の推薦入試突破において最大の関門となるのが、出願時に提出する「志願理由書」と当日の「英語面接」です。合格者のエントリーシートを精査すると、単なる「英語が好き」「将来はグローバルに活躍したい」といった抽象的な動機は例外なくふるい落とされています。
評価の分岐点となるのは、「自らの関心領域(国際情勢、環境問題、多文化共生など)に対し、中学校時代にどのようなアクションを起こしたか」「葺合高校のどの独自プログラムでその探究を深化させるのか」という具体性です。面接では、ネイティブ教員と日本人教員による口頭試問が行われ、時事問題に対する自分の意見を英語で論理的に即答できる瞬発力が求められます。付け焼き刃の英検対策ではなく、日頃から英語で思考しアウトプットする訓練を重ねてきた受験生だけが合格を勝ち取っています。