西川ヘレン(本名:西川ヘレン、旧姓:杉本)は、京都府京都市出身。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、日本人離れした美貌とスタイルの良さで、若い頃は吉本新喜劇のトップ看板女優として絶大な人気を誇っていました。当時の吉本において彼女は押しも押されもせぬドル箱スターであり、劇場の客席を満員にする主役のひとりでした。
一方、当時の西川きよしは通行人役などを務める月給数千円の下積み芸人にすぎませんでした。周囲の誰もが「スター女優と売れない若手芸人」の交際に猛反対する中、ふたりは1967年に周囲の反対を押し切って結婚。当時の芸能界では前代未聞の「格差婚」として大きな話題を呼びました。
結婚直後、きよしが横山やすしと漫才コンビ「やすしきよし」を結成すると、ヘレンは自身の芸能活動をスパッと休止。借金返済と夫のマネジメント、身の回りの世話を一手に引き受け、やがて「やすきよ」が漫才ブームの頂点に登り詰める原動力を舞台裏から作り上げました。