二人が共通して持つ強み、それは言うまでもなく「本物のアクション」へのこだわりだ。千葉真一が設立したJAC(ジャパン・アクション・クラブ)の精神は、彼らの肉体に深く刻み込まれている。CGやスタントダブルに頼り切る現代の映画制作において、彼らが魅せる生身のスタントと殺陣は、スクリーンに異様な緊張感をもたらす。
「アクションも芝居の一部である」という父の教えを、彼らは現代的なセンスでアップデートしている。単にアクロバティックな動きをするのではなく、一太刀、一挙手一投足にキャラクターの感情を乗せる技術。これこそが、彼らを他の若手俳優から一線を画す存在にしている理由だ。