小田急線・伊勢原駅が仕掛ける「静かな大激変」——新駅構想と大山詣りの現在地【2026現地ルポ】

小田急線・伊勢原駅が仕掛ける「静かな大激変」——新駅構想と大山詣りの現在地【2026現地ルポ】

小田急線・伊勢原駅が仕掛ける「静かな大激変」——新駅構想と大山詣りの現在地【2026現地ルポ】にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

江戸時代から続く庶民の信仰と行楽の旅「大山詣り」。日本遺産にも認定されたこの歴史的観光地が、いまデジタル技術との融合で新しい客層を呼び込んでいる。伊勢原駅を基点としたデジタルチケットの導入や、MaaS(Mobility as a Service)の実証実験は完全に定着。スマートフォンひとつで駅から山頂の阿夫利神社、ケーブルカー、参道の豆腐料理店までシームレスに利用できる利便性が、若い世代やインバウンド(訪日外国人)の足を軽快にしている。

特筆すべきは、トレイルランナーやアウトドアワーカーの流入だ。平日は自然を眼前にしたワーケーション、休日は本格的な山歩き。駅構内や周辺に整備されたシェアオフィスには、新宿直通の利便性を活かして軽やかに移動するクリエイターたちの姿が日常的に見られるようになった。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。