中座くいだおれビルの現在とは?太郎の復活劇と最新テナント徹底解剖

中座くいだおれビルの現在とは?太郎の復活劇と最新テナント徹底解剖

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いまや大阪の文化的アイコンとして認知されているくいだおれ太郎ですが、その歩みは昭和から平成、令和へと続く激動の歴史そのものです。「くいだおれ太郎 歴史」を紐解くと、始まりは終戦直後の1949年、創業者・山田六郎氏が道頓堀に開業した総合レストラン「くいだおれ」に遡ります。

「子ども連れの家族が安心して食事を楽しめる場所にしたい」という創業者の強い思いから、1950年に文楽人形の技術を応用した機械仕掛けの人形「くいだおれ太郎」が誕生しました。赤白のド派手な衣装と太鼓を叩く愛嬌ある動きは瞬く間に話題を呼び、戦後復興期の大阪に明るい笑顔をもたらしました。

しかし、建物の老朽化や時代の変遷に伴い、2008年7月に旧「くいだおれ」は59年の歴史に幕を下ろします。閉店時には全国から別れを惜しむファンが殺到し、太郎の処遇を巡って様々な憶測が飛び交いました。その後、江戸時代から続く名門芝居小屋「中座」の跡地に建設された商業ビルへと拠点を移し、2009年に「中座くいだおれビル」として劇的な復活を果たしたのです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。