テクニファイバーのラケットがなぜこれほどまでに熱狂的な支持を集めるのか。その最大の理由は、「フレームとストリングのシナジー(相乗効果)を起点としたラケット設計思想」にあります。
一般的なラケットメーカーがフレーム剛性や空力特性からアプローチするのに対し、テクニファイバーはストリングのたわみや復元力、インパクト時の衝撃波をいかにコントロールするかという視点から開発を進めています。その象徴が、近年の主力モデルに搭載されている「Isoflex(アイソフレックス)」テクノロジーです。ストリングの長さに応じてフレーム各所の剛性を精密に変化させ、オフセンターヒット時でもストリングの可動域を均一化。これにより、ミスヒット時の面ブレを抑えつつ、スイートエリアの広さと均一な打球フィーリングを実現しています。
さらに、ATPツアー屈指のフラットドライブを武器にするダニール・メドベージェフ選手(T-FIGHT 305 Isoflex使用)や、女子ツアーで圧倒的なスピンとスピードを誇るイガ・シフィオンテク選手(TEMPO 298 IGA使用)の目覚ましい実績が、その性能の高さを証明しています。トッププロの超高速ラリーに耐えうる面安定性と、ピンポイントでコースを突くコントロール性能が、ギアに妥協を許さないプレーヤーから信頼される決定的な要因です。