金田哲のキャリアを語る上で、お笑いコンビ「はんにゃ」としての原点を外すことはできない。吉本興業の東京NSC10期生として出会った相方・川島章良とともに、独特のコントスタイルで一世を風靡した爆発力は、いまなお多くの人々の記憶に刻まれている。
ピンとしての俳優業が多忙を極める現在も、コンビとしての絆や活動の軸は揺らいでいない。川島章良との独特の間合いや長年培ってきた即興性は、実は演技における臨機応変な対応力の源泉にもなっているとお笑い界のベテラン勢は分析する。バラエティと芝居という二足の草鞋を履く姿勢こそが、芸能界における彼の唯一無二の強みなのだ。