iPadのハードウェア性能を引き出すには、自身の制作スタイルに合致したアプリ選びが欠かせません。現在、制作現場で圧倒的な支持を集める3大アプリの特徴を分析します。
1. アイビスペイント(ibisPaint)|手軽さと機能性を両立した国民的アプリ
スマートフォン版でお馴染みのアイビスペイントは、iPadの大画面でも抜群のパフォーマンスを発揮します。無料版でも豊富なブラシやトーン、素材が使用でき、初心者のお絵描き入門として非の打ち所がありません。直感的なUI設計により、マニュアルを読まなくてもダウンロードしたその日から迷わず描き始められます。
2. Procreate(プロクリエイト)|買い切り型でプロも愛用する直感派の頂点
App Storeで長年トップに君臨するProcreateは、一度購入すれば追加課金なしで永久に使用できる「買い切り型(約2,000円台)」の最高峰アプリです。無駄を極限まで削ぎ落としたミニマルなUIと、驚異的なブラシエンジンの軽快さが特徴。iPadのジェスチャー操作(2本指タップで取り消し、3本指でやり直しなど)と極めて親和性が高く、厚塗りやコンセプトアート、1枚絵の制作において世界中のイラストレーターから絶賛されています。
3. CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)|マンガ・商業同人誌制作のデファクトスタンダード
プロの現場で業界標準となっているのがクリスタです。コマ割り、フキダシ作成、パース定規、3Dデッサン人形の配置など、本格的なマンガ・イラスト制作に必要な機能が網羅されています。PC版と全く同一の機能がiPad版でも利用可能で、クラウド同期を使えば「外ではiPadでネームを描き、自宅のPCでペン入れと仕上げを行う」といったシームレスなワークフローが構築できます。