デリケートなウールスーツから厚手のデニムまで、自宅で完璧に仕上げるには生地に合わせたアプローチが欠かせません。プロの衣類リペア職人が実践する「失敗知らずの3大ルール」を押さえておきましょう。
第1に「事前プレス」。裾上げテープを貼る前に、折り返したい長さにきっちりとアイロンで折り目をつけておきます。第2に「水分コントロール」。アイロン接着テープの多くはスチームの熱蒸気によって樹脂が素早く均一に溶ける設計になっているため、霧吹きや濡らした当て布を活用します。第3に「上からの垂直プレス」。アイロンを横に滑らせるとテープが歪むため、体重をかけて1箇所につき10〜15秒間、上から強く押し当てるのがコツです。
特にジーンズの厚い縫い目(脇のシーム部分)は熱が通りにくいため、その箇所だけ長めにプレスするか、あらかじめテープを少し長めにカットして重なりを作ると段差負けを防げます。