火のない所に立ち込めた売却説には、夫妻を取り巻く環境の変化に起因する3つの明確な要因が存在していました。
1. 両親の看取り完了と「介護からの解放」
三浦邸はもともと、三浦友和の実父母と同居するために設計された二世帯住宅でした。多忙を極める夫を支えながら、百恵さんは約30年以上にわたり義理の両親の身の回りの世話を続け、献身的な在宅介護を全うしました。義父と義母を相次いで看取った際、メディア関係者の間では「二世帯住宅としての役割を終えた」「広すぎる家を持て余し、夫婦ふたり用の住まいへ移住するのではないか」という観測が一気に強まったのです。
2. 息子たちの独立と「三浦祐太朗・三浦貴大の実家」問題
長男でシンガーソングライターの三浦祐太朗、次男で実力派俳優の三浦貴大がそれぞれ独立し、特に祐太朗は声優の牧野由依と結婚して子供をもうけました。子供たちが巣立ち、空き部屋が増えたことで「実家じまい」の憶測が過熱。「子供たちに管理負担を残さないための終活売却」という文脈が、世間のシニア問題と重なり合って説得力を持って拡散してしまいました。
3. 大規模な目隠しシート工事の目撃
決定的だったのが、近年行われた外壁改修と水回りの全面リフォームです。敷地全体がシートで覆われ、連日業者の車両が出入りする様子を見た通行人や一部メディアが「売却のための解体工事」「あるいは引き渡し前の原状回復工事ではないか」と早合点し、WEB上にフェイク情報が流布する決定打となりました。