かつての地上波TV放送時代は、黄金帯(ゴールデンタイム)の生放送枠に合わせた試合順の設定が絶対条件だった。しかし、完全にPPV配信が主軸となった現在、タイムスケジュールの組み方は新たなフェーズに突入している。
世界中のファンがリアルタイムで視聴する環境下では、アクセスが集中する時間帯や、海外のタイムゾーンとの兼ね合いが考慮される。連続してKO決着が続いた場合の進行調整や、逆に判定決着が続いて興行時間が押した際の対応策など、バックステージでは秒単位のタイムコントロールが行われている。デジタル時代の視聴体験を損なわないための緻密な計算が、カードの配置に反映されているのだ。