学校教育の現場において、小学校の音楽の教科書にラバーズコンチェルトが登場するのは主に5年生から6年生のカリキュラムです。低学年で習う基礎的なト長調やハ長調のシンプルな曲からステップアップし、少し広い音域や軽快なリズム感を養うための教材として選ばれています。
この楽曲のルーツをたどると、クラシックの超有名曲であるバッハのメヌエット ト長調が原曲(近年の音楽史研究ではクリスティアン・ペツォールトの作曲と判明)であることがわかります。1960年代にアメリカのポップスグループ「ザ・トイズ」がポップスへアレンジしたことで世界的な大ヒットを記録しました。親しみやすいクラシックの気品とポップスの軽快さを併せ持つため、ソプラノリコーダーの導入曲として長年重宝されています。