顎ニキビは家庭でのスキンケアで維持できる軽度なものから、医療的な介入が不可欠な重症例まで幅広く存在します。様子見を続けず、速やかに動物病院を受診すべき明確な目安を知っておきましょう。
【動物病院を受診すべき危険サイン】
・アゴの皮膚全体が赤く腫れ上がっている
・アゴの毛が抜けて地肌が露出している(脱毛)
・出血している、または黄色い膿(うみ)が出ている
・痛がってアゴを触らせない、または後ろ足で激しく掻き崩している
・黒い粒だけでなく、大きなしこりやブツブツができている
動物病院では、皮膚の掻爬検査やスタンプ検査を行って細菌やマラセチア、ニキビダニの有無を特定します。二次感染が起きている場合は、抗生剤の内服薬や塗り薬の処方に加え、薬用シャンプーによる局所洗浄指導が行われます。炎症が強い段階で自宅での拭き取りを無理に行うと逆効果になるため、専門医の投薬治療を最優先してください。