目薬の劣化を早めないためには、日頃の保管環境が大きく影響します。直射日光が当たる窓際や、夏場の車内、高温多湿になるポケットの中などに放置すると、未開封であっても数日で成分が分解してしまいます。専用の遮光袋に入れ、室温(1〜30℃)の涼しい場所で保管するのが基本です。「冷所保存」と指定された処方薬以外は、過度に冷える冷蔵庫に入れると結晶が析出することもあるため、添付文書の指示に従いましょう。
役目を終えた期限切れ目薬を廃棄する際、中身を残したままボトルごとゴミ箱へ投げ捨てるのは環境負荷の観点からも推奨されません。安全かつクリーンな処分手順は次の通りです。
- 中身の薬液:キッチンペーパーや新聞紙、ティッシュにすべて染み込ませてから「可燃ゴミ」として廃棄します。洗面所やトイレに直接大量に流すのは水質保全の観点から控えましょう。
- プラスチック容器・キャップ:中身を空にした後、自治体の分別ルールに従って「プラスチック資源ゴミ」または「可燃ゴミ」に分別します。
- 外箱・添付文書:紙資源または可燃ゴミとして適切に処理します。