旧盆の夜、沖縄本島をはじめとする各地の集落に響き渡るのが、地鳴りのような大太鼓と指笛の音、そして「イーヤーサーサー」の掛け声です。
各地域の青年会が夜通し集落内を練り歩く儀礼を「道ジュネー(道行)」と呼びます。単なる観光イベントではなく、ご先祖様の霊を無事にあの世へと送り届けるための宗教的巡行です。各家々の門前でエイサーを奉納し、家内安全や無病息災を祈願します。
特にウークイの夜は深夜2時〜3時頃まで道ジュネーが続く地域もあり、島全体が熱狂と哀愁の混じり合う独特の空気に包まれます。観光客が見学する際は、演舞者の進行ルートを遮らない、個人の住宅敷地内に勝手に入らないといった基本的なマナーが求められます。