最新の開口部技術は、単体で動作する設備から、施設全体あるいは住まい全体を制御するインテリジェントなシステムへと進化を遂げた。スマートホーム・IoTプラットフォームとのシームレスな統合により、スマートフォンやウェアラブル端末、さらには顔認証システムと連動した自動ドアの運用が本格化している。
日本自動ドア協会をはじめとする業界団体も、こうしたデジタル技術と安全規格の融合に関する技術指針の更新を進めている。遠隔地からの開閉状況モニタリングや、通行者の属性に応じた開閉スピードの自動調節など、高度なデータ活用が空間の快適性を未知の領域へと引き上げている。