2014年11月15日に全国東宝系で公開された映画『神さまの言うとおり』は、原作初期の極限状態をR15+指定の過激なバイオレンス描写とともに描き切りました。教室に突如出現した「だるま」による殺戮から始まり、「まねき猫」「こけし」「シロクマ」「マトリョーシカ」と続く不条理な試練の中で、多くの生徒が命を落としていきます。
物語のクライマックスとなる最終遊戯「マトリョーシカ」の缶蹴りでは、主人公・高畑瞬(演:福士蒼汰)、瞬に異常な執着を見せる暴力的な天才・天谷武(演:神木隆之介)、ヒロインの秋元いちか(演:山崎紘菜)、そして高瀬翔子(演:優希美青)の4人が生き残りをかけて挑みました。しかし、ゲームクリア後に待っていたのは「アイスを食べてアタリが出た者だけが生還できる」という冷酷なロシアンルーレットでした。
結果としてハズレ(死の棒)を引いたいちかと翔子は、身体が砕け散って即死。映画版における最終生存者は高畑瞬と天谷武のわずか2名となりました。生き残った2人は出現した巨大立方体の頂上に放り出され、地上では群衆が彼らを「神の子」と崇める異様な光景が広がります。そして、ホームレス姿の謎の男・神小路神麿がモニター越しに不気味な笑みを浮かべ、物語は一切の謎を残したまま唐突に幕を閉じました。