松本市を訪れる旅行者が最も頭を悩ませるのが、日中と朝晩の劇的な温度差だ。盆地特有の放射冷却现象によって、早朝の冷え込みは厳しい。日差しが届く昼前後はポカポカと暖かく感じられても、午後4時を過ぎると途端に空気が凛と冷え込む。
春や秋のシーズンには、脱ぎ着が容易なレイヤリング(重ね着)が不可欠となる。長袖インナーの上に防風性の高いジャケットや薄手のダウンを合わせるスタイルが推奨される。夏場であっても、標高の高さゆえに紫外線が非常に強く、日没後は一転して肌寒さを覚えるケースが多発している。
冬場は足元からの冷え込みが想像を絶する。厚手の靴下や保温性の高いブーツはもちろん、マフラーや手袋などの小物を忘れると散策自体が苦痛になりかねない。リアルタイムの気温推移を把握し、時間帯に応じた服装を準備することが旅の成否を分ける。