アラバスタ王国の元国王ネフェルタリ・コブラが命を落とす直前、イム様自身が口を開いた場面は読者に大きな衝撃を与えました。そこで明かされたのは、800年前に天竜人となることを拒否したネフェルタリ・リリィ女王への激しい怨嗟と執着です。
リリィ女王が残した手紙には「ポーネグリフを守りなさい……ゆく先に掲げよ、反転の旗を。世界の夜明けを信じて ネフェルタリ・D・リリィ」と記されており、アラバスタ王家が実は「Dの血筋」であった事実が判明しました。イム様は世界中にポーネグリフが散らばった原因を「リリィの失策(意図的な解放)」と断じており、この過去の出来事が現在の世界政府にとって最大の脅威を生み出したと激怒しています。
パンゲア城内の「花の間」でリリィ女王の面影を色濃く残すネフェルタリ・ビビの写真を愛でる一方で、ルフィや黒ひげ、しらほしの手配書を切り刻んでいた行為は、自らの支配を脅かす存在に対する選別と、800年越しの私怨が入り混じった冷酷な心理を如実に物語っています。