Q1:完全新作の劇場アニメは、原作漫画のストーリーをどこまで描いていますか?
A1:原作の根幹であるマリー・アントワネットのフランス輿入れから、フェルゼンとの道ならぬ恋、首飾り事件、そしてオスカルとアンドレの結ばれる夜を経て、1789年7月14日のバスティーユ襲撃によるオスカルの戦死、さらにアントワネットが断頭台の露と消えるフランス革命のクライマックスまでを描き切っています。
Q2:原作漫画と宝塚歌劇団の舞台版で最も大きな違いは何ですか?
A2:宝塚版は各組のトップスター制度に合わせ、「オスカルとアンドレ編」「フェルゼンとマリー・アントワネット編」など特定キャラクターの視点に特化して再構成されている点が最大の違いです。また、宝塚版では原作特有の生々しい政治闘争や残酷な死のディテールよりも、夢とロマンを重視した美しく昇華された舞台演出が施されています。
Q3:オスカルとアンドレは法的に結婚したのでしょうか?
A3:身分制社会であった当時のフランスにおいて、伯爵家の令嬢(実質的に貴族の跡取り)であるオスカルと平民の従者であるアンドレが正式に教会で婚姻を結ぶことは法的に不可能でした。しかし、出陣前夜、ふたりは互いの愛を確かめ合い、「神の前での妻」「私の夫」と呼び合って魂の誓いを交わしており、形式を超えた真実の夫婦として描かれています。