膨らみ方と化学反応の特性を踏まえた、最終的な使い分けの判断基準は以下の通りです。
重曹を使うべき料理・お菓子
- どら焼き、今川焼き、中華まんの皮:独特の香ばしい焼き色と、もっちりした横への伸びが欲しい場合。
- サクサクのクッキー、スコーン(素朴系):ザクッとした歯ごたえと香ばしさを強調したい場合。
- お肉の下処理・豆を早く柔らかく煮る下ごしらえ:アルカリ性のタンパク質分解・軟化作用を利用する場合。
- 山菜のアク抜き:繊維を柔らかくしつつ、えぐみを中和・抽出する場合。
ベーキングパウダーを使うべきお菓子
- スポンジケーキ、シフォンケーキ、マフィン:上に向かって均一に高く膨らませ、ふわふわのキメ細かい生地を作りたい場合。
- パウンドケーキ、蒸しパン:素材本来の鮮やかな色(抹茶の緑やベリーの赤など)をそのまま残し、雑味のないクリアな味に仕上げたい場合。
- 天ぷらやフリッターの衣:油の中で瞬時に水分を飛ばし、カラッと軽い衣に仕上げたい場合。