『冷たい熱帯魚』元ネタの真相!埼玉愛犬家事件と実話の違いを徹底追跡

『冷たい熱帯魚』元ネタの真相!埼玉愛犬家事件と実話の違いを徹底追跡

『冷たい熱帯魚』元ネタの真相!埼玉愛犬家事件と実話の違いを徹底追跡の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

映画『冷たい熱帯魚』の骨格を成す元ネタは、1993年(平成5年)に埼玉県熊谷市周辺で発覚した「埼玉愛犬家連続殺人事件」です。事件の中心となったのは、大型犬や珍しいシベリアン・ハスキーなどを取り扱っていたペットショップ「アフリカケンネル」の実質的経営者・関根元(当時51歳)と、その元妻で共同経営者の風間博子(当時36歳)でした。

当時、バブル崩壊直後の過酷な資金繰りに行き詰まっていた関根らは、犬の売買トラブルや金銭トラブルとなった顧客や知人を次々と手にかけていきました。犯行の手口は極めて狡猾であり、獣医学知識を悪用した「硝酸ストリキニーネ」をカプセルや栄養ドリンクに混入させて毒殺。遺体はアフリカケンネルの役員宅(通称・ポッポハウス)に運ばれ、痕跡を徹底的に抹消する処理が行われました。

公判記録および当時の捜査資料によると、関根が共犯者に豪語していた犯行哲学が、映画の劇中でもそのまま引用された「ボディを透明にする」という言葉です。遺体を風呂場で骨と肉に解体し、肉片はサイコロ状に細かく刻んで山林へ散布、骨はドラム缶で灰になるまで焼き尽くして粉末状にし、川へ流すという極めて異常な隠滅工作が繰り返されました。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。