かぐや姫と帝はなぜ結ばれなかったのか?富士山に散った不老不死の愛

かぐや姫と帝はなぜ結ばれなかったのか?富士山に散った不老不死の愛

かぐや姫と帝はなぜ結ばれなかったのか?富士山に散った不老不死の愛についての真相をご紹介します。

5人の貴公子たちが偽物の宝を持参したり命を落としたりして脱落した後、かぐや姫の並外れた美貌の噂は宮中の帝の耳にも届きます。天下の最高権力者である帝は、竹取の翁(おきな)に対し「かぐや姫を宮中に仕えさせよ」と命じ、翁も姫に宮仕えを強く勧めました。しかし、かぐや姫は「もし無理に行かせるなら消えて死んでしまいます」と断固として拒絶します。

諦めきれない帝は、狩りの行幸にかこつけて翁の家へ立ち寄り、抜き打ちで対面する強硬手段(垣間見)に出ました。家に入った帝は、神々しい光を放つかぐや姫の姿を目撃します。その美しさに圧倒された帝が思わず袖を掴んで連れ去ろうとした瞬間、かぐや姫はふっと影のように姿を消してしまいました。

並の人間ではないと悟った帝は己の非礼を認め、「元の姿にお戻りください。宮中へ連れて行くのは諦めます」と手を引きます。姫が姿を戻すと、帝はますますその気高さに心を奪われ、未練を残しながらも宮殿へと帰還しました。力づくで奪うことをやめ、一人の女性として敬意を払った瞬間から、二人の特別な関係が始まります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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