SNSや知恵袋などで初見のリスナーから頻繁に寄せられるのが、「音楽番組やMV(ミュージックビデオ)を見ていると、メンバーカラーと衣装の色が全く合っていないのはなぜか」という疑問です。
一般的なアイドルカルチャーでは、「メンバーカラー=衣装の色」として視覚的な識別を助ける手法が多用されます。しかし、Kis-My-Ft2の現場を長年追ってきた取材データや演出関係者の証言によると、彼らのクリエイティブ方針には明確な哲学が存在します。
- 楽曲の世界観の徹底追及:クールなロックナンバーであれば全員モノトーンやレザー、シックなバラードであればアースカラーや純白など、楽曲のトーン&マナーを最優先する。
- ファッション性の高度な担保:メンバー各自の骨格やパーソナルカラー、スタイリングの美しさを重視し、安易な原色分けを避けることでハイファッションの文脈を提示する。
- メンカラの「特別感」の温存:普段の衣装で多用しないからこそ、アンコールでのツアーTシャツや公式グッズ、ファンが振るペンライトの光において、メンバーカラーが格別のエモーショナルな意味を持つ。
現場のファンコミュニティを観察しても、「全員が黒で統一されたシックな衣装の中で、手首のバンダナやアクセサリーにだけさりげなく自担カラーを取り入れる演出にグッとくる」といった声が圧倒的多数を占めています。色を単なる目印ではなく、感情を揺さぶる演出装置として高度に機能させているのがキスマイの流儀です。