市場では緑のポロシャツが実際にどのように消費されているのか、大手通販プラットフォームの販売データや二次流通市場を精査すると、二極化する興味深い実態が浮かび上がってきました。
Amazonのメンズファッション部門を検証すると、KEFITEVDが展開する襟付きドライポロシャツ(レビュー評価4.0、332件超)がメンズポロシャツ売れ筋ランキングで9位にランクインしているほか、1枚1,199円(120ポイント還元・レビュー評価3.5)の吸汗速乾ポリエステル製ポロシャツ(S〜5XL展開)が作業着・ゴルフ用トップスとして圧倒的な販売実績を記録しています。ここでは「機能性と低価格」を最優先した実用着としてのグリーンが活発に動いています。
一方で、ファッション感度の高い層が集まるZOZOTOWNでは、20代〜30代のユーザーを中心に「カーキ」「オリーブ」「ボトルグリーン」といったニュアンスカラーのビッグシルエットポロが支持を集めています。ツケ払いなどの決済手段を活用し、きれいめストリートやシティボーイスタイルとして消費される傾向が顕著です。
さらに注目すべきはリセール市場です。海外限定アイテムが揃うBUYMAでは欧州限定のプレミアムな深緑ポロが人気を集めているほか、フリマアプリ「メルカリ」の2026年最新取引データでは、フランス製オールドラコステのグリーンや90年代ラルフローレンのポロシャツが、古着ヴィンテージ市場の盛り上がりを背景に高値で取引されています。「実用品としての緑」と「カルチャーに裏打ちされた深緑」が完全に分岐している点こそ、現在のポロシャツ市場を読み解く最前線のリアルです。