JKリフレのビジネスモデルは、表向き「現役女子高生による健全な癒やしサービス」を標榜していました。利用客は雑居ビルの一室やマンションに構えられた店舗を訪れ、30分あたり4,000円〜5,000円程度の基本料金を支払います。個室やカーテンで仕切られたブース内で、制服姿の少女から足ツボマッサージ、ハンドリフレ、膝枕での耳かき、添い寝といった施術を受けるのが基本プログラムでした。
店舗運営側が巧妙だったのは、風俗営業適正化法(風営法)の適用を逃れる設計を徹底していた点です。性的なサービスを提供しない「リラクゼーション業」や「喫茶店」の名目で開業届を提出し、警察の立ち入りを回避しようと画策しました。さらに派生メニューとして登場したのがJKお散歩の実態です。店舗の外へ少女を連れ出し、秋葉原の街を散策したり神社へ参拝したりするサービスで、1時間1万円前後の料金設定がされていました。しかし、密室から解放されたように見えるこの「お散歩」こそが、密室カラオケや個室DVD鑑賞店、さらにはホテルへと連れ込む温床となっていたのです。
JKリフレの仕組みの根底にあったのは、思春期の少女たちを集客の「看板」として利用し、中高年男性の庇護欲や歪んだ性衝動を刺激する搾取のサイクルでした。給与体系は歩合制が多く、少女たちは基本時給1,000円前後に加え、指名料やオプション料金の一部をバックとして受け取る構造になっており、これが後述する危険なサービスのエスカレートを招く土壌となりました。