ネット上の相談窓口やSNSで頻出する「コインランドリーでの布団洗いの失敗」において、最も件数が多いのが布団をコインランドリーで洗った際の中綿の偏りです。なぜ、しっかりした布団であっても中身が一箇所に固まってしまうのでしょうか。
主な原因は、洗濯・脱水工程における強烈な遠心力と水流です。特に敷布団は、掛け布団のように細かくキルティング縫製されていないものが多く、そのままドラムに放り込むと内部の固綿や綿が内部でちぎれて団子状になってしまいます。この現象を回避するための必須テクニックが、布団をコインランドリーで洗う際の紐による縛り方です。
敷布団を洗う際は、以下の手順で形を固定してから洗濯機へ投入します。
- 敷布団を縦方向に半分または三つ折りにし、端から空気を抜きながら海苔巻きのように固くロール状に丸める。
- 色移りしない綿素材のロープや、専用の洗濯バンドを使い、均等な間隔で3〜4箇所を固結びで縛る。
- 麻紐やナイロン製の細い紐は摩擦で切れたりドラムに絡まったりする危険があるため、幅広のPPバンドや専用の敷布団巻きネットを使用する。
この一手間を加えるだけで、水を含んだ中綿がドラム内で暴れるのを物理的に防ぎ、型崩れのない均一な洗い上がりを実現できます。