横隔膜の部位は、火入れと味付けの工夫で美味しさが劇的に変化します。おすすめの焼き方とタレの黄金律を部位別に整理しました。
ハラミを焼く際は「強火の遠火」で表面をしっかりメイラード反応(香ばしい焦げ目)させ、内部の脂を適度に落としながらミディアム程度に火を通すのが理想です。脂の旨味に対抗できるよう、ニンニクやリンゴ果汁を効かせた濃厚な醤油ベースのもみダレや、コチュジャン入りの甘辛ダレが抜群の相性を誇ります。
一方のサガリは、火を通しすぎると水分が抜けてパサつきの原因になります。表面をサッと強火で焼き固めたら、中はレアからミディアムレアのジューシーな状態を保つのがベストです。脂が少ないため、大根おろしポン酢、わさび醤油、粗挽き黒胡椒と岩塩といったシンプルな味付けで肉本来の旨味を引き立てる食べ方が推奨されます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
どちらを選ぶべきか迷った際は、自身の体調や好みの脂質バランスに合わせて選択することが失敗しない秘訣です。
【ハラミが向いている人】
・カルビのような濃厚な肉汁と脂のジューシーさを味わいたい人
・白米と一緒にガッツリとタレ焼きを楽しみたい人
・適度な弾力と噛みごたえのある肉質が好きな人
【サガリが向いている人】
・脂っこい肉が苦手で、食後の胃もたれを避けたい人
・筋トレやダイエット中で、低脂質・高タンパクな部位を選びたい人
・ヒレ肉のような柔らかい繊維感と、あっさりした赤身の旨味を好む人