両親の破局に至った離婚理由については、テレビ特番の密着ドキュメンタリーや自著、母・ままるん自身がバラエティ番組で赤裸々に明かした証言から、その深刻な背景が判明しています。
主な要因となったのは、異国での生活習慣の違いから生じるすれ違いに加え、父親側の金銭トラブルや女性問題、家庭内での不和でした。母・ままるんは幼いニコルを連れてニュージーランドから着の身着のままで日本へ緊急帰国。埼玉県内に拠点を構え、シングルマザーとしての壮絶な再スタートを切ることになります。
帰国後の生活は困窮を極めました。母はスナックの経営や昼夜を問わぬアルバイトを掛け持ちし、睡眠時間を削りながらニコルを女手一つで育て上げました。後に母は再婚し、ニコルには異父弟(5歳年下の弟)が誕生しますが、その再婚相手とも離婚に至り、家庭内には常に経済的・精神的な試練が付きまとっていました。ニコル自身も「家賃を払うのもやっとだった」「電気やガスが止まったこともある」と過去のインタビューで振り返っており、幼い少女の心には「父親に置き去りにされた」という孤独感と、身を粉にして働く母への強い敬愛が同時に深く刻み込まれていったのです。