映画『マスカレード・ホテル』で連続殺人事件の予告現場となった「ホテル・コルテシア東京」。原作の東野圭吾氏が執筆にあたり、実際に何度も足を運んで着想を得たモデルホテルがロイヤルパークホテル(東京・日本橋蛎殻町)です。
東野圭吾氏は作品の執筆期間中、同ホテルのロビーラウンジやカフェを頻繁に利用していました。取材協力としてクレジットされている同ホテルでは、フロントスタッフの所作、ベルパーソンの立ち居振る舞い、ドアマンの視線の配り方に至るまで綿密なフィールドワークが行われました。「ホテルを訪れる客は誰もが仮面を被っている」という本作の根幹を成すテーマは、日本橋の交差点近くで多様な人間模様が交差するこの場所から誕生したと語られています。
映画公開時には、ロイヤルパークホテル正面エントランス付近や館内各所で原作者公認のロケ地・モデル地としてのプロモーションが展開され、ミステリーファンや映画ファンが全国から集まる一大聖地となりました。