ネット上の掲示板や口コミサイトでは、「校則が厳しい」「自称進学校的な管理教育が残っている」といった書き込みが散見されます。愛知県立の伝統校に共通する指導スタイルですが、実際の校内環境はどう変化しているのでしょうか。在校生や保護者の手記、教育関係者の証言から実態を検証します。
まず校則に関して、かつて厳格に行われていた頭髪検査やスカート丈のチェックは、時代の変化とともに徐々に柔軟化しています。奇抜な髪型や過度な着崩しは指導対象となるものの、「常識的な清潔感があれば理不尽に指導されることはない」というのが現在の通例です。スマートフォンの取り扱いについては、校内持ち込みは許可されているものの、授業中の使用は禁止されており、朝のST(ショートタイム)から終学活までは電源を切ってカバンに入れるルールが維持されています。この点について、自由闊達な私立高と比較して窮屈さを感じる生徒もいる反面、「勉強に集中できる環境が整っている」と肯定的に捉える保護者も少なくありません。
津島東高校の制服は、落ち着いた色調のブレザータイプを採用しており、地域内でも「派手すぎず品がある」「清楚で安心感がある」と好意的な評価を集めています。リボンやネクタイのデザインを含め、端正な学生らしさを体現したフォルムは受検生からも好評です。
評判・口コミにおいて特筆すべきは、「生徒の気質が穏やかで人間関係のトラブルが少ない」という点です。学校関係者の観察によると、荒れた雰囲気は一切なく、真面目で穏やかな生徒が集まるため、いじめや深刻な非行の発生率は極めて低い水準に保たれています。運動部・文化部ともに活動は活発で、弓道部や吹奏楽部など地域で評価の高い部活も存在します。派手なイベント運営や放任型の自由を求める層には物足りなさがあるものの、地に足をつけた高校生活を送りたい生徒にとっては高い満足度が得られる土壌です。