「よだつ」「とっぴん」の謎解き!大分弁一覧と意外な歴史のルーツ

「よだつ」「とっぴん」の謎解き!大分弁一覧と意外な歴史のルーツ

「よだつ」「とっぴん」の謎解き!大分弁一覧と意外な歴史のルーツにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

言語学的な視点から見ると、大分の言葉は主に古くからの国名にちなみ「豊後弁」と称される。西九州の福岡、佐賀、長崎などで話される肥筑方言とは異なり、宮崎の一部や愛媛の一部と言語的親縁性を持つ豊日方言に分類されるのが特徴だ。

九州方言の多くは語尾に「〜たい」「〜ばい」を伴うことで知られるが、豊後弁では「〜ちゃ」「〜なん」といった独特の語尾が多用される。瀬戸内海を挟んだ四国や関西圏との海上貿易が盛んだった歴史から、上方言葉(京都・大阪の古語)の残価や、船乗りを通じて伝播した文法構造が随所に残されている点も興味深い。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。