東京都江東区・新豊洲に位置する豊洲PITは、ライブハウス規格としては国内屈指の巨大なスケールを誇ります。公式仕様における最大キャパシティはオールスタンディング時で3,103人、パイプ椅子を並べる指定席(着席時)のレイアウトでは約1,328席です。
会場選びや観覧位置を検討する際、まず押さえておくべき最大の構造的特徴は「一般客用の2階席が存在しないフラットな平屋構造」という点です。大型ホールやZepp系列のライブハウスに見られるような2階固定スタンド席はありません。場内後方上部に関係者席やPA(音響・照明コントロール)ブースが配置されているものの、観客が入場できるのはメインフロアのみとなります。
フロア全体は横幅約30メートル、奥行き約40メートルという広大な長方形を描いています。最前列から中盤までは傾斜のない完全な平坦フロアが広がり、中盤から後方にかけて2段階の明確な段差(ステップ)が設けられているのが特徴です。このフラットエリアと段差エリアの境界をどう見極めるかが、当日の鑑賞体験を決定づける重要な要素となります。