事件後、インターネット上では署名サイトを通じて1万人を超える減刑嘆願署名が集まり、拘置所には現金や衣類、書籍などの支援物資が大量に届くという異例の事態が発生しました。背景には、宗教2世としての壮絶な被害体験に対する同情や、結果的に教団の献金問題や政治と宗教の癒着を白日の下に晒したことへの複雑な感情が存在します。
しかしながら、どのような事情があろうとも言論を暴力で封殺する行為は断じて許されない民主主義への冒涜であり、テロの英雄視は極めて危険であるという厳しい批判の声も根強く存在します。犯行を契機に政府が旧統一教会に対する解散命令請求に踏み切るなど、社会制度そのものを動かした事実も含め、民意は今も激しく分断されています。