久留米市野球場を語る上で欠かせないのが、福岡県高校野球における熱い歴史です。春・夏の甲子園予選南部大会の主会場として、数々の名門校が甲子園への切符をかけてしのぎを削ってきました。スタンドを埋め尽くすブラスバンドの応援と歓声は、久留米の夏の風物詩として市民の記憶に深く刻み込まれています。
開設から半世紀近くが経過した球場ですが、近年実施された大規模改修工事によってその機能性は現代基準へと生まれ変わりました。グラウンドの拡張・黒土の再整備、フェンスの安全対策強化に加え、特筆すべきはナイター照明設備の高輝度LED化とスコアボードの電光掲示板(LED表示)化です。
現地を視認した指導者からは「夜間照明の光ムラが劇的に解消され、薄暮からナイターに移行する時間帯でも白球の弾道が正確に追えるようになった」と高い評価を得ています。従来のメタルハライドランプに比べて点灯・再点灯までのタイムラグがなくなり、省エネ性能も向上したことで、夜間の一般利用時でもプレイヤーがプロさながらの視認性の中でプレーできるようになりました。