光宗薫さんが抱えていた病の全貌が公式に明かされたのは、2017年10月のことでした。自身の公式SNS(現X/Twitter)を通じて直筆メッセージを公開し、芸能活動を一時休止することを発表。そこには、長年ベールに包まれていた体調不良の具体的な病名が記されていました。
本人の公式発表によると、休止の直接的な理由は「10代の頃から患っていた摂食障害や強迫性障害など」による心身の悪化でした。彼女はメッセージの中で「近年は状態が芳しくなく、周囲のサポートを受けながら活動を続けてまいりましたが、これ以上ご迷惑をおかけすることはできない」と胸中を吐露。およそ10年間にも及ぶ長い葛藤の末の苦渋の決断であったことが判明しました。
精神医学的な見地から見ても、摂食障害(拒食や過食嘔吐など)と強迫性障害(特定の不安やこだわりから逃れられなくなる疾患)は密接にリンクすることが多く、どちらも「完璧主義」や「強い自己規律」「過度なストレス環境」が発症・悪化の引き金になりやすいとされています。光宗さんは、思春期特有の繊細な時期からこの二重の苦しみを抱えながら、芸能界という過酷な競争社会の最前線に身を置いていたのです。