井上咲楽さんの活動を通じて昆虫食への関心が高まる一方で、ネット上にはいくつかの誤解や見落とされがちなリスクも存在します。安全かつ正しく理解するための重要ポイントを整理します。
誤解1:近所の公園や野山で捕まえた虫をそのまま食べても平気?
これは極めて危険な誤解です。野生の昆虫は体内に寄生虫や農薬、有害な細菌を蓄積しているリスクがあります。井上さんが自宅で調理しているのは、徹底した衛生管理のもとで養殖された「食用専用の昆虫」、もしくは専門知識を持った指導者のもとで適切に下処理(加熱殺菌・絶食処理)されたものです。素人が野外で捕獲した昆虫を生や不十分な加熱で食べることは絶対に避ける必要があります。
誤解2:誰でも気軽にアレルギーなしで食べられる?
昆虫は生物学的にエビやカニなどの甲殻類と近縁です。そのため、甲殻類アレルギーを持っている人が昆虫を食べると、重篤なアナフィラキシーショックを引き起こす危険性があります。アレルギー体質の方は細心の注意が必要です。