人生100年時代の後半戦を迎えたシニア世代にとっても、お金の悩みは深刻かつ具体的だ。退職金の運用失敗リスクや、医療・介護に備える資金の確保は待ったなしの課題となっている。
近年、特に重視されているのが「資産の取り崩し戦略」である。現役時代のように資産を増やすことだけに注力するのではなく、いかに資産の寿命を伸ばしながら有意義に使い切るか。定期的な取り崩しシミュレーションを活用し、認知症リスクへの備えや後世代へのスムーズな資産継承をトータルで設計する動きが定着してきた。自分らしいセカンドライフを楽しむための「活きたお金の使い方」を模索するシニアが急増している。