高校選びの最初の指標となるのが学力基準です。広島県立可部高等学校の最新データを見ると、普通科の偏差値は42〜45程度で推移しています。広島県内の公立高校全体で見ると中堅やや下位の学力帯に位置し、基礎・基本の学力をしっかりと定着させたい層にとって現実的な選択肢となっています。
広島県の公立高校入試改革以降、調査書(内申書)と学力検査の比率が見直されたことで、学力検査当日の得点力だけでなく、中学校生活全般の取り組みがよりフラットに評価されるようになりました。2026年度入試における倍率も、定員割れを起こす年度がある一方で、近隣の通学圏からの志願者が安定して集まっており、実質倍率は0.9倍〜1.1倍前後の間で推移しています。
入試ボーダーラインに関しては、定期テストで平均点前後(通知表で「3」を中心とした成績)を維持していれば合格圏内に位置します。ただし、記述式問題が増加した現行の入試問題において白紙解答を作らない粘り強さが合否の分かれ目となります。