ファイルーズあいを語る上で外せないもう一つの強烈な個性が、本格的な筋トレと肉体改造への情熱です。彼女がトレーニングを始めたきっかけは、アニメ出演のためではなく、声優養成所に通っていた頃に「理想の強い自分になりたい」という強い自己変革の欲求からでした。ジムに通い詰め、ウエイトトレーニングや食事管理を徹底して行い、ベンチプレスやデッドリフトを軽々とこなす肉体を作り上げました。
初主演作『ダンベル何キロ持てる?』の実写プロモーション動画では、プロのボディビルダーと共に本格的なトレーニングメニューを披露し、その鍛え上げられた背筋や上腕二頭筋が大きな話題となりました。彼女にとって筋トレは単なる趣味の領域を超え、「身体という土台を鍛えることで、発声器官を支え、揺るぎない精神力を獲得するための鍛錬」という哲学に基づいています。
特技である重厚な「デスボイス」や、長時間のハードなアフレコでも一切ブレない強靭な発声は、この強固なフィジカルによって支えられています。肉体だけでなく、絵画鑑賞やホラー映画の知見、自身で立ち上げたハンドメイドブランド『ironicloset』での服飾制作など、多面的なクリエイティビティを自らの力で具現化し続けています。