同じ頃、地球の反対側のヨーロッパでも歴史を左右する大戦が勃発していた。デンマークとプロイセンが激突した第二次シュレスヴィヒ=ホルシュタイン戦争を描いたTVドラマ『1864』は、戦争の悲惨さと国家の過ちを圧倒的なスケールで描き切り、世界的な話題を呼んだ。
近代化の波が押し寄せ、世界中で古い秩序が崩壊しつつあった時代。歴史エンターテインメント業界では、日本だけでなく世界規模で同時代の動乱をエンタメとして捉え直す作品が増加している。国境を越えて歴史劇が消費される現代だからこそ、各国の「1864年」を比較する新しい視点が注目を集めている。