一歩足を踏み入れれば、そこはまるで欧州の洋館かヴィンテージショップのような独特の空気が漂う。使い込まれた味わい深いレザーソファ、重厚な木製チェスト、海外の蚤の市で買い付けたというアンティークの照明器具が、温かみのある光で室内を包み込んでいる。
「TOKYO FANTASY」というバンドの核となるコンセプトは、インテリアデザインの細部にまで息づいている。無骨な電子機材や配線と、クラシカルな調度品や幻想的なオブジェが矛盾なく調和する空間。この計算された非日常感こそが、日々新しいインスピレーションを湧き立たせる強力なスパイスとなっているのだ。