1997年9月5日生まれの三浦獠太さんは、幼少期から名門・早稲田実業学校初等部に入学し、中等部・高等部を経て早稲田大学を卒業するという極めて優秀な学歴の持ち主です。父のDNAを受け継ぎ、高校時代までは早実サッカー部に所属して汗を流しました。しかし、彼自身が後のインタビューで「どれだけ練習しても父の影を求められ、自分の限界も見えてしまった」と述懐しているように、高校3年の夏にスパイクを脱ぐ決断を下します。
大学在学中、自らの表現手段を模索するなかで出会ったのが演劇の世界でした。父親の名前を伏せて受けたオーディションを経て、2019年の日曜劇場『グランメゾン東京』で端役としてドラマデビューを果たします。その後、菅田将暉さんや松坂桃李さんらを擁するトップコートへ正式に所属。2026年以降の出演ラッシュは目覚ましいものがあります。
主な出演ドラマ・映画の経歴を振り返ると、その実直なステップアップが浮き彫りになります。
- 『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』(TBS系):若手潜水士役で緊迫感あふれるアクションと感情表現を披露
- 『君の花になる』(TBS系):ボーイズグループを支えるマネージャー陣のひとりとしてコミカルかつ温かみのある演技を提示
- 連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK):ヒロインを取り巻く重要な役どころ(矢崎役)を熱演し、幅広い世代に認知を拡大
- 『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(TBS系):オーケストラに携わる青年を演じ、自然体のリアリティで好評価を獲得
現場スタッフからの証言によると、現場入りの際には誰よりも早く挨拶し、スタッフへの気配りを欠かさない姿勢が徹底されているといいます。「カズの息子」という先入観を抱いて接したスタッフほど、彼の謙虚さと役作りの貪欲さに驚かされるのが業界の通例です。