「中華蕎麦 うゑず」の味の根底にあるのは、日本ラーメン界の至宝「中華蕎麦 とみ田」の創業者・富田治氏のもとで長年腕を磨き抜いた確かな技術とフィロソフィーです。店主の上江洲氏は、とみ田の味作りの根幹を体得した一番弟子として知られ、2015年に山梨の地で独立開業を果たしました。
看板メニューである「特製つけ麺」は、濃厚豚骨魚介というジャンルが成熟しきった現代においても、一口啜った瞬間に鮮烈な衝撃を与えます。20時間以上かけてじっくりと炊き出されたスープは、豚骨や鶏ガラの分厚い動物系の旨味に、厳選された魚粉・煮干しの芳醇なパンチ、そして後味をキリッと引き締める絶妙な酸味と柑橘の風味が調和しています。ただ重たいだけのスープとは一線を画す、圧倒的な重層感とキレの良さが共存している点が特徴です。
スープを受け止める麺は、小麦の豊かな香りと力強い弾力を兼ね備えた自家製の極太ストレート麺。茹で上げられた麺を冷水で徹底的に締め上げることで、噛みしめるごとに国産小麦本来の甘みが口いっぱいに広がります。特製トッピングに鎮座する吊るし焼きチャーシューや低温調理チャーシューの完成度も極めて高く、肉の繊維から溢れ出るジューシーな旨味は専門店の領域を超えています。